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ポルシェ718ボクスターに横乗り:社会人一年目、アウディTTを買う

普段はアウディTTに乗っていますが、他のメーカーの車に興味が惹かれることもしばしば。

その中でも以前からずっと気になっていたのがポルシェのケイマンとボクスター。

今回は仲良くして頂いている先輩に718ボクスターに横乗りする機会を頂いたので、仕事終わりにワクワクしながら集合場所に向かい夜の首都高に繰り出しました。

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これが718ボクスター

僕にとって「いつかはポルシェ」という感情を抱かせてくれたのが718ボクスター・ケイマン。

というのも学生の頃に幸運なことに718ボクスターに試乗させて貰える機会があり、その時の感動(それまで国産の車しか乗ったことがなかった)があったからでした。

その後学生生活を終え、社会人になりアウディのディーラーで働く高校時代の友人から今のTTを購入し欧州車生活を始めたものの、やはり「いつかはポルシェ」という感情がどこかに残ったままでした。

そんなことを先輩に相談したところ718ボクスターに横乗りさせて頂けることに。

「待てよ、乗ったらより一層欲しくなるのではないか?」というような考えが一瞬浮かびましたがあの時の感動を味わいたいという欲望がまさり、気付いたら集合場所に向かっていました。

一足早く集合場所に到着し、ベンチでスマホをいじりながら待っていると水平対向エンジンの特徴的なドロドロした音を響かせながら白い718ボクスターが僕の目の前に。

この718ボクスターはPDKなのでオートマ免許で運転可能。

ポルシェはオプションによって金額がかなり左右されますが、標準価格で言うとケイマンよりボクスターの方が数十万円高い設定になっています。

先代の981世代では自然吸気エンジンだったのがTTと同じ2リッターターボエンジン(GTS4.0・GT4・スパイダーはNAエンジン)になり賛否両論あるものの、僕はダウンサイジングしたケイマン、ボクスターも大好きです。

水平対向4気筒エンジンの渇いたサウンドは明らかにTTと比較しても迫力があり、アクセルを離した時の「バラバラ音」もTTには無い演出。

ドリンクホルダーもこんなところに2つ隠されており、コンビニでコーヒーを購入しても問題無し。TTの場合は1つしかドリンクホルダーが無いためこの辺も助かります。

またポルシェ・コミュニケーション・マネージメントシステム、通称「PCM」が標準装備されているので、普段使っているiPhoneを接続することでAppleCarPlayも使用可能。助手席の人が普段車に乗らない人でもiPhoneのように直感的に操作することができます。

車内空間は全高がTTと比較して10cm低い1280mmかつ完全な2シーターなのでかなりコンパクトな印象。シートの調整範囲も限られていましたが身長177cmの私にとっては特に問題ありませんでした。

718ボクスターはオープンなので気になるのが風の巻き込み。

窓を閉めてウィンドウリフレクターを上げれば、少し髪の毛が揺れるレベル。

真冬でも暖房をオンにして走行すればまるで露天風呂に入っているようで快適です。

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横乗りでもわかる運動性能

途中のパーキングエリアにて少しだけ運転席に座らせていただくことに。

TTより車内空間は狭いものの、パドルのクイック感は高級感がありました。

ポルシェお馴染みの車のシルエット型の鍵をひねりエンジンを始動。ボタンでの始動が多くなってきた昨今、この「ひねる」動作がポルシェだけでも継承されて欲しいところ。

スポーツカーといえば運転し辛いといった固定観念があるかもしれませんが、1800mmの車幅に加えてボンネットから見えるフェンダーのふくらみが目印になるので普通の車とは変わらないとのこと。

走り出してまず最初に感じたのは「ハンドルのクイックさ」

TTはモード選択によってある程度ハンドルの遊びを無くすことが可能ですが、ここまでクイックにすることは不可能です。

これが「パラレルステアリング」の恩恵なのか?と感心していました。(低速走行時のハンドルを切った時のゴリゴリ音は凄かった)

その後しばらくはノーマルモードでの走行でしたが、オプションである「スポーツクロノパッケージ」搭載車の特権、ハンドルについているモードセレクトのダイヤルをカチカチいじりながら様々なモードを体感することに。

スポーツ、スポーツプラスモードではエンジンサウンドは大きくなるのはもちろん、エンジンの吹け上がりやパワーが格段によくなりあっという間に制限速度に到達してしまいます。

コーナーではさすがはミッドシップレイアウトといったところ。ステアリングの機敏さも相まって自分の意図したラインを簡単にトレースすることが可能です。

またTTに比べボディの剛性感が伝わるのはもちろん、ロールの少なさにも感心。

「あ〜やっぱりポルシェは凄いな〜」と思っていると、すぐに家の近くまで到着してしまいました。

まとめ

オプションの20インチホイール

家に帰り、やはりポルシェ欲が高まってしまいました。

色々な人が「ポルシェは試乗したら買っちゃう」と言う訳が分かった気がします。

今回は横乗りでしたが、自分で運転してみたいと言う欲が高まったので近いうちにディーラーへ足を運んでみようと思います。

その日の夜、「TTももちろんいい車で去年車検も済ませたばかり、でも認定中古車で理想のモデルが出てきたらどうしよう」など考えていたら寝落ちしていました。

買うなら718ケイマンまたボクスター? それとも981世代? 何にしろまだまだ時間があるのでゆっくりと考えようと思います。

それではまた!

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